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私は、2013年に大学を卒業した後、E県にある海産物を扱う株式会社に正社員として就職しました。

勤務初日から、社内の異様な空気を感じたことを、今でも思い出します。

誰一人として笑顔が無い。仕事に集中しているとかじゃなくて、みんな何かに委縮しているような・・・

 

業務開始時間と終業時間は、あって無いようなものでした。

当日の仕事の内容によっては、開始時間が早くなることは問題ありません。しかし、割り当てられた仕事量が膨大なため、仕事がなかなか終わりません。ヘトヘトに疲れて、帰宅は毎日夜の11時頃。そして、朝は5時には起きて仕事に向かいます。

 

社長が、他の社員を怒鳴りつけているのは毎朝の光景でした。

 

ブラック企業にありがちですが、残業と休日出勤は当たり前。

残業代は出ませんし、休日出勤の手当や振替休日もありません。その代わりに、毎月2万円の手当が出るだけ。

有給休暇なんて、一度も取ったことがありません。

 

こんな会社ですから、当然、離職率が高く、新しい人が入ってもすぐに辞めていきます。

上司や古株の先輩たちは、ワンマン社長の機嫌取りばかり。社長に贔屓されて優遇されないと、続かないからです。

 

仕事でミスをしようものなら大変でした。先輩や上司から怒鳴られたり罵倒されたりのパワハラは日常茶飯事で、私は一度、先輩から腹を殴られたことがあります。また、上司が叱責する際、鉛筆を机に叩きつけ、折れた鉛筆の先で刺すような行為をされたこともあります。

当たり前ですが、こんな生活には必ず限界がきます。入社3年目の秋でした。出社しようとすると、頭痛や吐き気がしてくるのです。

 

2ヶ月間全く休みが取れず、過労とストレスで疲弊していたある日、極度の体調不良で会社を休みました。この時も、電話で上司に体調不良を伝えたのですが、「気合いが足らん。死んでも出てこい。」と怒鳴られる始末。

何か、この時、緊張の糸がプッツリ切れたように感じました・・・

結局3日間休んだのですが、この間に、心療内科を受診しました。病名は「適応障害」。完全に、心が病んてしまっていたのです。

これで、会社を辞める決心がつきました。これ以上続けると、危険だと感じたからです。

 

翌日、出社した時に、上司に退職届を提出しました。

その時も、「お前、絶対に辞めさせんぞ。」と凄まれました。

その後、社長室に呼ばれ、そこで、社長が「お前が辞めたら業務が滞る。そうなると、会社は損失を出す。そしたら、お前を損害賠償で訴えるつもりだからな。いいな。」と恫喝してきました。

 

冷静な思考を失っていた時期に、「損害賠償で訴える」などと言われるとそちらの方が怖くなるので、辞表は撤回するしかありませんでした。しかし、本当に心身ともに限界でした。

日に日に「訴えられようが、もうどうでもいい・・・」という気になり、改めて上司に辞表を出しました。もう心が折れてしまっていて、心の中で「誰か助けてくれ・・・」と何度も叫びました。

 

それから、退職までの1ヶ月が本当に地獄でした。絶対終わらないような仕事ばかりが、全て私にまわってくるのです。完全に嫌がらせです。でも、終わろうが終わるまいが、退職日が決まっていたので、もう定時でサッサと家に帰ったものです。

最後の勤務の日、誰にも見送られることもなく、誰からも労いの言葉も無く、会社を去りました。

 

家路につく時、何か妙にうれしかったことを記憶しています。「もっと早く辞めれば良かった。」と思った程です。

その後、私が会社から訴えられることはありませんでした。完全な引き留め工作、脅しでしたね。

 

今思い起こせば、あんなブラック企業に、よく3年近くも務めていたものだと思います。

また、もしあの時、退職代行の事を知っていたらと、つくづく思います。

 

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あの苦い経験をして以来、今は、法的にわからない事があったら、弁護士と法律相談をするようにしています。多くの弁護士は、初回の相談は無料でやってくれます。また、市などが無料で法律相談を開催している場合もあります。

弁護士との法律相談は有料の場合、私が住んでいる地域では、30分5,500円(税込)程です。

 

思いがけずブラック企業に入社して、私と同じような境遇にいる方は、少なくないと思います。

私のように、適応障害になるまで一人で悩まず、早めに、弁護士に相談するか、退職代行サービスに相談しましょう。

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大学を卒業後に入社した海産物を扱う会社は超ブラック企業。2年半勤務した後、適応障害になり退社。当時は、退職代行のことなど知りませんでした。退職の意思を自分で言い難い状況なら、早めに退職代行サービスに相談することをお薦めします。

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